【書評】今年もコロナ禍入学?大学新1年生おすすめ 『大学1年生の歩き方』
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どうも。現役大学生です。
今回はこちらのトミヤマユキコ、清田隆之著の『大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12ステップ』を紹介したいと思います。
こちらの書籍、新生活について何が書かれているかというと、
具体的に
・大学行くときの服装
・履修登録
・大学教授へのメールの書き方
テーマ別では
・恋愛
・コミュニケーション
・人間関係におけるマインド
・お金
など、大学新入生が知っておいて安心感のある内容満載だったので、入学後の新生活が不安だという方は1冊読んでおくだけでもだいぶスタートに自信が持てる内容なんじゃないかと思いました。
今回はその中での特にこの情報が注目!面白かった!という点を紹介していこうと思います。
もくじ
✅情報不足は敵!
まず、大学入学したてに現れてくるのが、未知のものに対する不安要素です。この書籍ではかなり著者の体験が赤裸々に語られているので、不安要素が払拭されるかもしれません。
主に、履修登録やサークル選び(新歓など)、教授とのメールでのコミュニケーションの取り方などについて、著者の失敗談も交えながらユーモアありで述べられています。
履修登録やサークル選びで大きなポイントとして語られているのは
・情報不足は敵!
・閉じるな危険!
でした。
履修登録については本当に情報が命で、積極的に友達と情報交換するなり、サークルの新歓に出向くなりして、ちゃんと単位が取れるよう決めよう!とのことでした。
✅履修登録は慎重に!
まず、情報不足に関しては僕も入学したてのときは本当に悩まされました。とりあえず大学合格した安心感もあって、「大丈夫だろう!」と結構慢心していました笑
そのため、いろんな授業の精査もせず、授業科目だけで選んで、自分と相性の悪い講義ばかり取ってて、いくつか単位を落としたりもしました泣
少なくとも
- 授業内容(テストやレポートも含めた難易度)
- 期末テスト・レポートの内容(だいたいこれで成績が決まる)
は絶対に確認しておくことをオススメします。
シラバス通りの講義もありますが、スケジュール通りに行かずに結局楽になってる講義もあるので、書類よりも先輩とか人に聞く方が良かったりします。
昨年(2020年春)は特にコロナ禍第一波ということもあり、サークル活動や新歓イベントが中止されたりなんてことがありました。中にはZoomを使ったオンライン新歓も。
そういう状況でもTwitterやInstagramで大学垢を作ったり積極的に情報収集したりして、同じゼミの人とLINEを交換し合ったりなど、工夫できる点はたくさんあるので、大学生活1年間を左右する履修登録については慎重に出来るようにしたほうがいいです。
✅断りたいときは断わっても良い!
部活やサークルの勧誘では勇気を出して抜け出すことも重要です!
この本の著者は、アメフト部の怖い先輩に押し切られて、先輩の目も怖く他のサークルに出向けずそのままアメフト部で学校生活を過ごしたと述べておられました。
そのサークルが楽しければ全然良いですが、本当に在学中にやりたいことがあったり、そのサークルでトラブルがあって抜け出したくなったりなんてこともあります。
複数のサークルに出向いていると、後でサークル選びに失敗したときに他のサークルに転向なんてことも簡単です!大学は高校と違ってとにかく自由なので、選択肢を狭めないためにいざというときは断る勇気も重要かもしれません。
✅コミュニケーション「相手ありきで考える」
これは全然大学1年生とかは別に関係の無い内容だと思いましたが、めちゃめちゃ重要な考え方だなと思いました。
コミュニケーションが苦手と感じている方は、「嫌われたらイヤだな」とか「こう言ったらなんて思われるだろう?」とかばかり考えていませんか?
また、恋愛本でありがちなモテる会話術や、営業トーク術も、自分の感情や利益のことが第一に考えられており、相手の気持ちが疎かにされ、普段の会話では良好は人間関係を築けません。
重要なのは、相手を自分とは違う1人の人間として尊重することで、お互いの妥協点や関りを考えていく、これが重要とのことでした。特に友好な関係を築きたいという人には、話しながらその人の気持ちを考えて距離感を掴んでいきましょう。
なんだか基本に立ち返った感じですけど、意外と僕もできていないかもしれません。でも、普段のコミュニケーションにおいて「細かなテクニックや技術は必要ないよ!」とも言えると思います。
まとめ
この書籍は御二人の方の共同で著しているので、男女両方の視点が描かれているのが良いと思います。
他にも、自分の個性を認めてあげることや、奨学金や浪費などお金に対する考え方まで、大学生になったら悩むであろうトピックが多々あります。
他の内容が気になる方はぜひ読んでみてください。 ちなみに僕は大学図書館でこの本を見つけたので、もしかしたら皆さんの大学図書館にも置いてあるかも知れません。
少しでも大学1年生、これからの新入生の助けになると幸いです。